GoProHero6Blackが発売
GoProFusion「GoProFusion発売、360度VR動画が一気に広まるか - onelifestyle」とともに、GoProHero6Blackが発表された。GoProHero6Blackは、Hero5の外観からほとんど変わらず、チップやセンサー性能が改善された。そのため、各種アクセサリー類は引き続き使用することができる。機能や使われ方がある程度固まってしまうと、自ずと最適なデザインも導かれてくる。無理に見た目を変更する必要がなくなり、変更しないことによるメリットの方が大きくなるかもしれない。
外観を共通化することのメリット
- 前モデルの見た目が好きな人が逃げない
- 使い勝手に大きな変更がない
- その外観がひとつのブランドやアイコンになる
- アクセサリー類が共通で使用できる
- パーツを共通かすることによる製造コストの抑制
iPhone6以降のiPhoneやソニーのRX100シリーズなんかが、同じような傾向にある。
さて、GoProHero6Blackの主な更新点は、次の通りだ。
GoProHero6Blackの主な更新点
- 4K 60P (HERO5BLACKは、4K 30p)
- 1080p 240fps (HERO5BLACKは、1080p 120fps)
- 改善されたスタビライゼーション
- 3倍速くなったWiFi
- 33フィート(10m)までの防水機能
- 改善された暗所性能
もうGoProHero6Blackさえあれば、動画やタイムラプスの撮影は十分かもしれない。ただ、同時に発表されたGoProFusion「GoProFusion発売、360度VR動画が一気に広まるか - onelifestyle」とどちらを買うか迷うところだ。なお、GoProHero6Black発売後も、引き続きHERO5Blackも併売されるようで、そんなところもRX100シリーズに似ている。
GoPro Hero 6 Blackまもなく発表か
GoProHero6Blackが9月28日(日本時間の29日深夜)に登場するかもしれない。Fusionにはまだ会えないかもしれないが。
GoProのホームページにも変化がある。
GoProHero6Blackは、Hero5のデザインそのままに、チップやセンサー性能が改善された感じになるようだ。
GoProHero6Blackの主な更新点(予想)
- 4K 60P (HERO5BLACKは、4K 30p)
- 1080p 240fps (HERO5BLACKは、1080p 120fps)
- 改善されたスタビライゼーション
- 3倍速くなったWiFi
- 33フィート(10m)までの防水機能
GoProHero5BlackからGoProHero6Blackへの変化は、なんだかiPhone7からiPhone8の流れに似た変化だ。この秋冬から来年にかけては、徐々に4K 60pが広まっていくのだろうか。ちなみに、価格は、HERO5Blackよりも少し高くなるようで、約6万円くらいになるとか。スペックだけを見ると諸々の機能が包含されているiPhoneが割安に感じなくもない。
この秋は、ソニーRX0やTHETA Vなど、面白いカメラが続々登場する。実りの秋だ。
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RICOH GR クセはあるけど縁が切れないやつ
クセはあるけど、なんだかんだ縁が切れないやつ。RICOH GRはそんな感じだろうか。
RICOH GRは、当初からサブ機としてデイリーユースにしている。その最大の特徴は、非常にコンパクトなボディにAPS−Cのセンサーを搭載していることだ。今回は、RICOH GRを3年ほど使ってみて、良いところと不満点、それでも手放していない理由をお伝えしたい。
GRの良いところ
- 軽量コンパクト(電池+SDカード込みで約245g)
GRの不満点
- AFが遅い
- 液晶が稼働しない
- 動画が全く使い物にならない
- ホワイトバランスがいまいち(グリーンに寄りがち)
AFについていえば、少し暗い場所だとジーコージーコージという感じで時間がかかる。RX100M5なんかの方がよほど速い。液晶がチルトしないのも、ローアングルやハイアングルから撮影したいときに不便だ。また、動画については、致命的なほどに機能しないので、iPhoneの方がまともに撮影できるくらいだ。
手放せない理由
それでも、きちんと撮影できた静止画に関しては、さすがAPS-Cと思える精細な絵が吐き出されることだ。1型コンデジの方が、ズームもできて、動画も撮れて、トータルで優れているかもしれない。ただ、静止画の精細さという点が、GRを手放せない理由だ。いくつかの不満点もあるものの、写真という一点では納得してしまう部分もあるので、手放せないでいる。クセはあるけど、なかなか縁が切れないでいるのは、そういう理由だったりする。
Apple Watch Series3で感じる初代の完成度について
最初の登場から2年以上経過して、3世代目となるApple Watch Series 3が登場した。当初は、Editionとして100万円を超えるモデルも用意されたが、Series 2以降はセラミック製になり、価格も10万円代に落ち着いている。Series 2が登場したあたりから、スポーツシーンを含むヘルスケアや親しみを感じさせるプロモーションになってきた。Series3も引き続き同じ路線であるが、今回の最大の売りはなんといってもセルラーモデルが登場したことだろう。
さて、初代Apple Watchの登場から2年以上経過したわけだが、今回は初代からの主な変更点を振り返ってみたい。基本的に初代からプラスになったことは、次の通りだと思う。
Suica
Series2以降で対応したSuica。個人的に初代にない機能としては、これが一番大きい。Apple Payという意味では、ポストペイ形式のマネーならば初代でも利用できるが、実用性という意味では圧倒的にSuicaだと思う。真の意味で、手ぶらで移動、決済ができ、生活を変えるという面では革命的なポイントではないだろうか。
泳げる耐水性能
感覚としては、初代においても、多少の雨に降られたり、手を洗って水がかかる程度であれば、全く問題なく動作している。泳ぎに関しては、国内のプールではスマートウォッチの着用を認めているところが限定的であることを考えれば、あまり大きな利点ではないかもしれない。
GPSと高度計
ジョギングをするひとや登山をするようなひとにはいいのではないだろうか。
携帯電話通信LTE
Apple Watch Serise3最大の特徴だろう。これによって、iPhoneを持たない時間が拡大できるかもしれない。特に、Air Podsと併用すれば、できることはかなり広がるだろうし、対応するアプリケーションが増えることで新しい利用シーンもでてくるだろう。そういう意味では、携帯電話通信というインフラに接続できるようになったことは大きな変化点である。とはいえ、通話できる時間は1時間程度であったり、バッテリー面では課題も感じる。次世代以降のアップデートにも期待したい。
まとめ
以上が、初代Apple Watchと比較したApple Watch Series3の特徴だ。この差を大きいとみるか、小さいとみるかは、あなた次第だろう。個人的には、携帯電話通信LTE対応によって、成熟したと感じる一方、改めて初代Apple Watchの完成度の高さも感じるところである。いずれも一度着用すると手放せない便利さ満足感があるので、まだのひとはぜひ一度試してみて欲しい。
記事紹介:Apple Watchを2年以上使ってみた使い勝手と魅力について
iOS11 iPadをポストPCに推し進めるOS
今日からiOS11がリリースされた。iOS11では、「驚異的な飛躍をiPadに」と謳われるほど、iPad向けの機能が特に強化されている。WWDCで発表されたiOS11が、iPad向けの機能を強化していたからこそ、とりあえずiPad Proを購入して、今日この日を待っていた程だ。(iPad Proについては、「iPad Pro(10.5インチ・セルラー)の購入理由と感想 - onelifestyle」という記事にまとめている。)iPadは、iOS11によってよりパワフルで魅力的な存在に生まれ変わった。今回は、iOS11の中でもiPad向けに強化された機能について、ファーストインプレッションをお伝えしたい。
インスタントメモ
インスタントメモは、ロック画面からApple Pencilでのメモが書き始められる機能だ。この機能によって、ロックを解除する必要がなくなる。何事においても、より少ないステップでできるということは大事なことだ。ステップがひとつ少ないだけで、違った体験になる。
インスタントメモの設定方法
「設定」から「メモ」を選択する。「ロック画面とコントロールセンター」という項目から、「ロック画面からメモにアクセス」をタップする。次の4つから選択することが可能だ。
- オフ
- 常に新規メモを作成
- ロック画面で最後に作成したメモを再開
- “メモ”appで最後に表示したメモを再開
なお、iPhoneでは、「オフ」にするか、「常に新規メモを作成」、「最後のメモを再開」が選べる。
インスタントマークアップ
iOS11では、スクリーションショットを撮った後に、すぐにマークアップができる。これは、地味な機能だけど非常に便利。わざわざ写真.appを開く必要がなく、忘れてしまったり、どこかにいってしまうこともない。目的を果たすまでシームレスに操作できるので気持ちいい。
ファイル
これまでサードパーティのアプリが担っていたものが、ようやくiOSレベルで取り込まれた。iCloud Driveだけでなく、Dropboxなどメジャーなクラウドストレージに対応していることも嬉しい。Documentsというアプリケーションが得意としていた分野だ。サードパーティでうまくいったものをiOSに取り込むには、ある意味でapple らしい手法である。
ドック
今更な機能かもしれないが、最高に便利。iOS11が、iPadを生まれ変わらせた変化のひとつと言える。ホーム画面を切り替える必要が劇的に減るので、よく使うアプリはドックにまとめたい。ファイルとドック機能が追加になったことで、iPad ProをポストPCとして見直す人も増えるのではないだろうか。
Appスイッチャー
iOS11になったことで、最も操作感が変わった機能のひとつだ。Appスイッチャーは、上にスワイプすることで、これまでに起動したアプリの一覧とドックが表示される。大きな変更だが、慣れてしまえば、今までよりも一覧性が高まって快適に使うことができる。
マルチタスキング
マルチタスクで2つのアプリを並行して使いたいときは、ドックからアプリを呼び出すかたちに変わっている。これには、少し慣れが必要だろう。AppleのUIは、少しずつ変えていくことが多いような気がするが、マルチタスクの変更はかなり大きいように思う。とはいえ、iOS11でマルチタスクが強化されたことで、よりパワフルに使えるデバイスに進化している。
このように、iOS11によって、iPadだけあれば十分という人がかなり増えるのではないかと思う。このブログもiPad Proだけで運営している。ぜひiOS11を試してみて欲しい。
iPhone8・iPhoneXのファーストインプレッション
iPhone8とiPhoneXのファーストインプレッション、それぞれの立ち位置について。
iPhone8:誰もがイメージするiPhoneの最新版
これまでの10年間にリリースされてきたiPhoneの延長線上にあり、成熟を感じさせるiPhoneである。たとえば、端末の外観については、iPhone6でひとつの解に到達して以降、大きく変化していない。他にもiPhoneをiPhoneたらしめているような要素は、いずれも大きく変化せずに少しずつ、でも確実にブラッシュアップされてきている。
ユーザにとってわかりやすいiPhoneらしさ
- 継ぎ目のないスリムなボディ
- バックとフロントに配置されたカメラ
- 慣れ親しんだホームボタン
- 美しいRetinaディスプレイ
- iCloudによって紐づけられるシームレスな体験
いずれもiPhoneを定義するかのうような特徴だと思う。これらは、今回も、iPhone7から順当にブラッシュアップされており、これまでのiPhoneユーザにとってわかりやすく、安心して使うことができる。iPhone8は、Appleが10年間かけて定義してきた、誰もが抱くイメージのiPhoneの最新版である。
iPhoneX:さらなる飛躍に向けた新しいスタート地点
iPhoneは、アプリ開発者にとってもディスプレイの解像度が固定的であったり、サポートすべき世代の端末、OSの種類もわかりやすく、いずれもAndroidに比べれば極めて限定的なものであることから、アプリ開発などもしやすいとされてきた。一方、これからの様々なiPhoneらしさが10年が経過したことで、足かせになっていた側面もある。次の10年に向けてリスタートをするためには、新しいスタート地点が必要だったのかもしれない。それが、iPhoneXであるように思う。iPhoneXは、いずれくるであろうポストiPhoneを担うデバイスの登場に向けたスタート地点になるのではないだろうか。
iPhoneXの特徴
- デバイスそのものが全てがスクリーン
- 飛躍的に解像度を高めた全く新しいSuper Retinaディスプレイ
- iPhoneでは初めて搭載されたOLED
- iPhoneに初めてやってきたTrueTone
- FaceIDを可能にしたTrueDepthカメラ
- ワイヤレス充電
- 望遠側にも搭載された光学手ぶれ補正(デュアルOIS)
- 4K60Pの高解像度、滑らかな動画機能
- FullHD・240fpsでのスローモーション撮影
- フロントカメラでも使えるポートレートモード(被写界深度エフェクト)
iPhone7などでSuicaを利用されてる方は、移行前にこちらの記事iPhone8・iPhoneXへの移行に伴うSuicaの取り扱いについて - onelifestyleもご一読いただきたい。
iPhone8・iPhoneXへの移行に伴うSuicaの注意点
日本では、Apple Pay=Suicaという構図になっているとも言えるくらいに、iPhoneのSuicaは便利だ。そのような中で、今後iPhone8やiPhoneXが発売されるとiPhone7から移行する人もでてくるだろう。今回は、iPhone7などすでにiPhoneでSuicaを使っている人がiPhone8やiPhoneXに移行する際の注意点についてご紹介したい。
iPhone(Apple Pay)のSuicaは非常に便利だが端末の以降時には注意が必要
iPhoneからiPhoneに機種変更する場合には、基本的にiCloudにバックアップしておくことで、ほとんどのデータを問題なく移行できる。もちろんApple Payについても同様だが、Suicaを利用している場合は、あらかじめWalletからSuicaのデータを削除しておく方が安心だ。今回は、Suicaのデータを端末からサーバに退避する手順と、サーバに退避したSuicaのデータを端末に追加する方法をご紹介する。
Suicaのデータを削除といっても、端末内にあるデータをサーバ上に退避するだけなので、新しい端末を用意して、同じAppleIDでサインインすれば、サーバにあるデータを端末内に追加することが可能。一連の作業は、電車に乗っていないとき(改札の外)で行うようにしたい。手順は、次の通り。
Suicaのデータをサーバ上に退避する手順
- Walletを開きSuicaを選択する
- 右下のℹ︎ボタンをタップする
- 「情報」タブの一番したにある「カードを削除」をタップする
これでSuicaのデータは端末ないから削除され、サーバ上に退避される。この作業を行った後、iCloudやiTunes経由で、端末のデータをバックアップして、新しい端末への移行作業を行う。新しい端末では、同じAppleIDでサインインしたうえで、WalletからSuicaを端末内に追加する。サーバ上にあるSuicaを端末内に追加する方法は、次の通り。
サーバ上にあるSuicaを端末内に追加する方法
あとは、画面の案内に従えば、WalletにSuicaが追加される。不安な方は、端末の移行前に、お手元の端末でSuicaデータの削除、追加を試されてもいいかもしれない。