onelifestyle

カメラ、Apple製品、ガジェット、Apple Pay、Google Payを中心としたブログ。基本的な運用はiPad Proで行っています。

GoProHero6を使ってみて

今回は、GoProHero6のファーストインプレッションについて、ご紹介したい。

 

画質

GoProHero6の画質は、明るいところだと驚くほどいい。絵作りは、全体的に派手でパキッとした印象。暗いところでも、ある程度のあかりがあればISO1600だとかなり明るく撮影できる。ただし、ISO1600になると夜空などを撮影した時にチラチラした感じのノイズが気になる。ただし、iPhoneのような小さな画面で観る分には気にならないかもしれない。

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GoProHero6で撮影した夜の新宿

 

取り回し

アタッチメントをつけるとそれなりの大きさになるものの、GoProはデジカメと比べると小型なので取り回しがいい。また、本体だけで防水性があるので、雨の日でも気兼ねなく使うことができるのが嬉しい。

 

手振れ補正

明るいところは、歩きながらの撮影にも耐えうるレベル。ただし、GoProHero6そのものが小型軽量であるがゆえに自分自身でプイッとあらぬ方向に向けてしまうことがある。また、ロール方向の補正には強くないようで、補正範囲を越えると一気に映像が動くことがあるようだ。
その他、暗いところではシャッタースピードが影響しているようで、iPhone7Plusの補正にもみられるようなかたちで、画面がびくんびくんと大きくカクつく傾向がある。

 

4K60pやスローモーションについて

GoProHerpo6では、4K60pやスローモーションがH.265/HEVC形式で保存される。4K60pは、iPhone7Plusの場合、純正の写真.appで再生できないようだが、iMovieは対応しているので、iMovieで1080pなどで書き出してあげると扱いやすい。

また、Wifi経由でiOSバイスに取り込みには、それなりに時間がかかるので、多くの動画を取り込む場合はLightning経由で読み込みも便利だ。Lightning経由での取り込みには、appleの「Lightning to SD Card Camera Reader」が使いやすい。Lightning to SD Card Camera Readerについては、iPad、iPhoneにデジカメ写真を取り込む便利な方法 - onelifestyleにて紹介している。

 

アプリケーション

Quickなどのアプリが非常に優秀。いくつかのテンプレートを選択するだけで、iMovieよりもさらに簡単に動画を編集することができる。アプリケーションの優秀さが、素晴らしい。

 

その他

アプリの使い勝手も含めて提案してくるあたり、とてもいいと思う。スマートフォンにしろ、GoProのようなデバイスにしろ、ハードだけでなく、プロダクトデザインやブランドイメージ、アプリケーションも含めて、トータルの世界観や使い勝手が良くないと、満足のいく体験はできないと思う。そういう意味では、向上した手ぶれ補正や自動的に編集してくれるアプリなどを含めて、GoProはこういう体験を提供するブランドです、そのために、こういう機能、アプリを用意しました、こう使ってくださいというのが、一貫していてとてもわかりやすい。

また、プロモーションにしても、チップ性能をアピールしてくるあたり的を得ていると感じる。手振れ補正にしろ、何にしろプロセッサーの性能によって体験が大きく変わってくるし、iPhoneなどのスマートフォンとも共通するところだと思う。日系のカメラメーカで、プロセッサの性能をアピールしてくるところがないのと真逆だ。