iPhoneXを使ってみて。
iPhoneXを使いはじめて、かれこれ1ヶ月以上になるので、感触をまとめてみたい。比較対象となるのは、iPhoneXの前に使っていたiPhone7Plusとなる。
最初に述べてしまうとiPhoneXは、ハードとしてとても優れているし、iOSやiCloudとの連携も変わらずに素晴らしい。久しぶりに感動するiPhoneと言ってもいいかもしれない。一方で、今後に期待することもいくつかあるので、それらについても触れてみたい。
1.画面サイズ
・縦方向
縦には十分大きいので、SNSのタイムラインなど縦にスクロールするようなアプリでは力を発揮する。
・横方向
横幅に関しては、iPhone8Plusの方が広い。そのため、動画など横にして視聴するコンテンツは、iPhone8Plusがいいだろう。まぁ気にするほどではないし、気になる人はiPhone8Plusを使うか、来年発売されると言われているPlusサイズのiPhoneXを待てばいいのではないだろうか。
・アプリの対応状況
GoogleMaps、Gmail、Facebook、Twitterなどのアプリは既にiPhoneXに対応している。今からであれば、アプリの対応状況は気にしないで乗り換えていいと思う。
2.FaceID
十分に快適だし、私の使い方では問題ない。TouchIDよりもスムーズだ。ユーザビリティにおいては、認証というプロセスをほとんど意識しなくていいのは、素晴らしい。
3.OLED
液晶からOLEDに変更になった。黒が引き締まってとても美しいし、目が疲れなくなったように感じる。コストや技術的にハードルはあるだろうが、iPad Proも早くOLEDに移行して欲しいところだ。
4.カメラ性能
iPhone7世代と比較して、センサーサイズが若干大きくなっている。また、望遠側が少し明るくなって、光学式の手ぶれ補正が搭載された。この点は非常に大きな違いである。望遠側(望遠というよりも標準レンズ)がなんとか使えるレベルになっている。iPhone7では、極力使わないようにしていたが、iPhoneXならば使ってもいいかもと思える。
また、光学手ぶれ補正も進化していて、よりスムーズになっている。iPhone7Plusでは、やや暗いところで歩きながら動画を撮影すると、カクカクと画面が大きく振動?することがあったが、iPhoneXではかなり改善されている。
5.バッテリー
iPhone7Plusと比較して、少し持つようになったと感じる。
6.ホームボタン
無くても全く困らない。早く無くしてしまった方がいいのではないだろうか。アプリスイッチャーもジャスチャーで全く問題ない。
7.コントロールセンター
画面の右上から呼び出す方式に変わっている。これは、例えば、左からも呼び出せるオプションがあるといいと思う。利き手の問題があるので。
そのほかに望むこと
iPad Proと同じくスプリットビューやピクチャインピクチャに対応して欲しい。なるべく、iPad Proとの操作体系を同じにしてもらいたい。iPadの導入された操作体系がとても快適なので、iPhoneだとできないんだなというのがストレスになっている。ソフトウェアの問題だから、OSのアップデートで実現できそうに思う。
あとは、やっぱりApple Pencilにも対応して欲しい。手書きって便利だし、手書きだけじゃなくてもポインティングデバイスとして便利だと思う。そのためには、ApplePencilを複数のデバイスに連携できるようにしてもらいたい。
iPhoneXを購入しました
実は、発売初日にiPhoneXを購入しました。
iPhone7Plus 256GBからiPhoneX 256GBへの機種変更です。
基本的にはiCloudから復元することで移行しましたが、容量が大きいので、それなりに時間がかかります。
1週間ほど操作してみて、iPhoneXは、iPhone7Plusと比較しても動作が早いと感じます。また、本体サイズが小さくなっているので、握りやすいです。iPhone7から乗り換えても十分に違いを感じることができます。
ここ数年のApple製品は、高額なことも多いですが、それでも買い替えてよかったと思える製品ばかりなので、安心です。
iPhoneXを使ってみての詳しい感想は、いずれ記事にしたいと思います。
GoProHero6を使ってみて
今回は、GoProHero6のファーストインプレッションについて、ご紹介したい。
画質
GoProHero6の画質は、明るいところだと驚くほどいい。絵作りは、全体的に派手でパキッとした印象。暗いところでも、ある程度のあかりがあればISO1600だとかなり明るく撮影できる。ただし、ISO1600になると夜空などを撮影した時にチラチラした感じのノイズが気になる。ただし、iPhoneのような小さな画面で観る分には気にならないかもしれない。
GoProHero6で撮影した夜の新宿
取り回し
アタッチメントをつけるとそれなりの大きさになるものの、GoProはデジカメと比べると小型なので取り回しがいい。また、本体だけで防水性があるので、雨の日でも気兼ねなく使うことができるのが嬉しい。
手振れ補正
明るいところは、歩きながらの撮影にも耐えうるレベル。ただし、GoProHero6そのものが小型軽量であるがゆえに自分自身でプイッとあらぬ方向に向けてしまうことがある。また、ロール方向の補正には強くないようで、補正範囲を越えると一気に映像が動くことがあるようだ。
その他、暗いところではシャッタースピードが影響しているようで、iPhone7Plusの補正にもみられるようなかたちで、画面がびくんびくんと大きくカクつく傾向がある。
4K60pやスローモーションについて
GoProHerpo6では、4K60pやスローモーションがH.265/HEVC形式で保存される。4K60pは、iPhone7Plusの場合、純正の写真.appで再生できないようだが、iMovieは対応しているので、iMovieで1080pなどで書き出してあげると扱いやすい。
また、Wifi経由でiOSデバイスに取り込みには、それなりに時間がかかるので、多くの動画を取り込む場合はLightning経由で読み込みも便利だ。Lightning経由での取り込みには、appleの「Lightning to SD Card Camera Reader」が使いやすい。Lightning to SD Card Camera Readerについては、「iPad、iPhoneにデジカメ写真を取り込む便利な方法 - onelifestyle」にて紹介している。
アプリケーション
Quickなどのアプリが非常に優秀。いくつかのテンプレートを選択するだけで、iMovieよりもさらに簡単に動画を編集することができる。アプリケーションの優秀さが、素晴らしい。
その他
アプリの使い勝手も含めて提案してくるあたり、とてもいいと思う。スマートフォンにしろ、GoProのようなデバイスにしろ、ハードだけでなく、プロダクトデザインやブランドイメージ、アプリケーションも含めて、トータルの世界観や使い勝手が良くないと、満足のいく体験はできないと思う。そういう意味では、向上した手ぶれ補正や自動的に編集してくれるアプリなどを含めて、GoProはこういう体験を提供するブランドです、そのために、こういう機能、アプリを用意しました、こう使ってくださいというのが、一貫していてとてもわかりやすい。
また、プロモーションにしても、チップ性能をアピールしてくるあたり的を得ていると感じる。手振れ補正にしろ、何にしろプロセッサーの性能によって体験が大きく変わってくるし、iPhoneなどのスマートフォンとも共通するところだと思う。日系のカメラメーカで、プロセッサの性能をアピールしてくるところがないのと真逆だ。
GoProHero6買っちゃいました
前々回は、アクションカムがずっと気になっているというお話をさせていただきました。そして、前回GoProかソニーのアクションカムを検討しており、とくにGoProHero6が気になっているということをお話させていただきました。
という訳で、先日GoPro Hero6を購入してみました。
このパッケージも好みだったりします。
本体だけだと結構小さいのですが、アタッチメントを装着すると結構な存在感があります。
GoPro、SONYどちらのアクションカムか。
アクションカムを買いたいと思っている。候補は、メジャーどころのGoProとソニー。どちらも一長一短の優れものだと思う。今回は、GoProHero6とソニーアクションカムFDR-X3000を簡単に比較してみたい。
GoProHero6のいいところ
- アクションカムのなかではメジャーで、持っていても恥ずかしくない
これは、それなりに大事な点かと思っていて、例えばTHETAとかを取り出すと、それなに?となるのがめんどくさい。GoProはアクションカムの中ではメジャーなので、ソニーよりは良さそうな気がする。
- GoPro HERO6の強力な手ブレ補正
明るいところなら、ジンバルなしでもそれなりにいけそう。
- 1080pでのスローモーション
やっぱり最低でも1080pはないと辛いと思う。
- タッチスクリーンで操作しやすそう
これはソニーにも見習ってもらいたい。
ブログ自体もiPad Proで運営したいということで始めていることと、なるべく時間や場所の制約を受けたくないので、出来るだけiOSデバイスで完結させたいと思っているから。
GoProの残念なところ
- GoPro HERO6はいいお値段
- こもり気味な音質
これはiPhoneの方がマシというレベルじゃないかな。
- 暗所などで空間光学ブレ補正には及ばない
ソニーアクションカムのいいところ
- 空間光学ブレ補正
これは本当に最高だと思う。
ソニーアクションカムの残念なところ
先日までは、GoProHero5とソニーのアクションカムFDR-X3000で比較していた。動画フォーマットやアプリ、操作などトータルでの扱いやすさで、GoProの魅力を感じつつも、GoProHero5はジンバルなしで歩きながら撮影できるレベルではないようだったし、空間光学ブレ補正の強力さからソニーのアクションカムFDR-X3000を購入しようかと考えていた。GoProHero6の噂を確かめながら…
そして、先日発売されたGoProHero6は、手ぶれ補正(ビデオ安定化)が非常に強力になっていた。噂通り、スローモーションも強化されている。手ブレ補正さえ強化されれば、トータルの扱いやすさでは、GoProの方が良さそうである。
という訳で、アクションカムを購入するなら今日時点ではGoProHero6を購入したいと思っている。
アクションカムが欲しい GoPro? SONY?
ここ数年、アクションカムが欲しいなと思っている。なにかエクストリームな趣味があるわけではないのだけど、旅行に出かけた時にVlog的な撮影する機材としても使えそうな気がしていたから。求めているのは、こんな感じのこと。
求めていること
- なるべく小型、軽量
- 取り出したときに仰々しくない
- 広角で撮影したい
- 手軽に歩きながらも撮影したい
- スローモーションを撮影してみたい
- 手軽にタイムラプスを撮影したい
一眼レフの撮影などでも感じるのだが、大きくて重い機材は、それだけで疲れてしまう。また、大きな機材は存在感も大きいので、場面によっては馴染まなかったりする。
では、求めている条件に適している機材は、どのようなものがあるか。例えば、iPhoneや高級コンパクトなら、小型、軽量で仰々しくもなく、スローモーションやタイムラプスも撮影できる。
iPhoneではダメなのか
iPhone7Plusだけでも、それなりに動画を撮影することができる。タイムラプスやスローモーションも撮影可能だ。サードパーティのアプリを使えば、暗所でもそれなりの画像を撮影することができる。ただ、気になることもいくつかある。
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画角が狭い
クリップ型の広角レンズを追加してもいいのだが、チープなものは、写りがひどいので、それなりの価格になる。また、iPhoneを買い換えた時に使えなくなるリスクがある。例えば、8Plusなら大丈夫でもXに機種変更した場合、はめ込むようなものは使えなくなるかもしれない。
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バッテリーを消耗する
当たり前だけど、iPhoneのバッテリーを消耗するので、長時間の撮影には向かない。特にタイムラプスのようなものには不向き。
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歩きながらの撮影…
これまでのところ、あまり向いていない気がする。
高級コンパクトではダメなのか
RX100シリーズ、とくにRX100m5の動画性能はズバ抜けたものがある。
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静止画の画質
写真(静止画)の撮影にはAPS-CのGRを使っていて、それなりに満足している。買い換えるとすれば、RX100シリーズかキャノンの1型コンデジになるだろうか。たぶん大丈夫だろうとは思うものの、仮にもAPS-Cから1型になるにあたって、静止画の画質に満足できるか若干不安。日中の明るい場所であれば、ほとんどわからないレベルだとは思うし、暗所のAF性能などはRX100m5の方が優れているくらいかもしれないが。GRの精細さと軽さも捨てがたい。
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動画のフォーマット
RX100シリーズの場合、高画質な動画ではMP4ではなくなるので、iOSデバイスで編集できなくなる。旅行先にMacを持って行くことはないので、できればiPhoneやiPad Proですぐに取り込めるほうが嬉しい。
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画角はそんなに広くない
例えば、RX100シリーズでインテリジェントアクティブ補正を使うと画角が狭くなる。
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歩きながらの撮影には向いていない
YouTubeなどを見ていると、RX100シリーズで歩きながら撮影するにはジンバルが欲しい。G7Xmk2などはかなり補正が良さそうだけど、たしかスローモーションが撮影できなかったはず。
そんなわけで、①なるべく小型、軽量、②取り出したときに仰々しくない、③広角で撮影したい、④歩きながらも撮影したい、⑤スローモーションを撮影してみたい、⑥タイムラプスを撮影したいなどの欲求を満たすデバイスとして、アクションカムが欲しいなと思っている。
GoProFusion発売、360度VR動画が一気に広まるか
GoProHero6「GoProHero6Blackが発表 - onelifestyle」とともに、360度全方位を撮影できるGoProFusionの発売が発表された。GoProFusionは、縦と横が約7.6cm、厚さは約2.5cmとなっている。これまでのGoProよりも少し大きい。
ふたつのカメラで全方位を撮影
GoProFusionでは、前面と背面に、それぞれ魚眼レンズが1つずつ付いていて、360度全方位を撮影する。これは、RICOH THETAなどと同じである。ただ、THETAがどちらかというと静止画が主体で、正直にいって動画は物足りないレベルであるのに対して、GoProFusionは、動画を主体として使うことができる。
まるごと体験しよう
GoProFusionは、360度全方位を撮影できるので、アングルや被写体を意識することなく、目の前の出来事に集中できる。撮影された動画は、前後のカメラの映像をつなぐステッチ部分もほとんどわからないレベルのきれいな映像を残すことができる。これは、THETAやinsta360oneよりも良さそうだ。GoProFusionさえあれば、あとから、あの日、あの時の出来事をまるごと体験することができる感覚だろう。
OverCapture
GoProFusionの特徴のひとつに「OverCapture」がある。これは、360度全方位を撮影したうえで、任意の角度で1080pの動画をきりだせるものだ。つまり、とりあえずGoProFusionで撮影しておけば、あとから自由なアングルを抽出することができるのだ。ただし、切り出した動画は1080pになるので、4kのきれいな映像が欲しければ、最初からGoProHero6で撮影するべきだろう。それよりもGoProFusionの売りは、その自由度にある。
カメラとしての高い基本性能
もちろん、GoProFusionにもお馴染みの音声コントロールや、改善されたスタビライゼーション機能を備えている。動画でみる限りでは、暗所性能もそれなりに良さそうだ。
360度動画、VRが一気に広まるか
GoProという最もメジャーなアクションカムが、360度動画に対応したことは非常に大きい。GoProFusionによって、360度動画、VRが一気に一般的なものになるのではないだろうか。