新型360°カメラ RICOH THETA V 発表される
THETA V発売
306°カメラ RICOH THETAシリーズの最上位機種として、RICOH THETS Vが9月に発売される。わかりやすい機能としては、4K,30fpsの360°動画撮影、空間音声記録、高速転送、ジャイロセンサーによる手ブレ補正に対応していることだろう。
4K対応、転送速度の高速化
RICOH THETA-Sの動画は、あまり解像感が高くなかっただけに、4K対応は嬉しい。また、動画の転送にかなり時間がかかっていたので、高速化されることで使い勝手が向上するだろう。手ブレについては、これまでも比較的優秀であったが、ジャイロセンサーが搭載されたことで、さらに安定化することは歓迎したい。また、動画はストレージの容量を逼迫させるので、H.264に加えてH.265に対応可能になっていることにも期待したい。
THETA Sのレビューはこちら
RICOH THETA-Sのレビュー - onelifestyle
THETA VはAndroidベースに
個人的には、OSがAndroidベースになっていることも、サードパーティの参入を促すうえで大きなポイントだと思う。このようなデバイスはアプリケーションによって、使い勝手や楽しさ、満足度が大きく変わる。抜本的な変更という意味では、今回いちばんの特徴といってもいいのではないだろうか。
従来のカメラの概念に捉われないカメラを
THETAシリーズのように従来の枠に捉われないカメラとしては、ソニーからもこれまでのRXシリーズとは異色のRX0が発表されている。スマホ時代の新しいカメラのあり方がどんどん提示されてくると楽しくなる。RX0についても概要と印象をまとめているので、ぜひご参照いただきたい。
SONY RX0の概要と印象はこちら
SONY Cyber-Shot RX0 - onelifestyle
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ワンショットで360°の全天球イメージを撮影できるカメラ「RICOH THETA V」を新発売|RICOH IMAGING