iPad Pro(10.5インチ・セルラー)の購入理由と感想
今回は、iPad Pro(10.5インチ、256GB、セルラーモデル)を使用してから数ヶ月経過したので、購入した理由と実際に使用してみての感想をまとめたい。 iPad Pro(2017モデル)はiPad Air2からの買い替えだったが、あらゆる操作が早く快適になった。それも、iPad Air2を使っていた時は、その速度に不満なんてなかったのに。もう元には戻れない。
iPad Proを購入した理由
- Smart Keyboardに対応していること
- ディスプレイサイズが、本体のサイズほぼ据え置きのまま拡大したこと
- Apple Pencilに対応していること
元々、どこにでも持ち歩けるテキスト入力デバイスが欲しかったので、1、2はとても強力。1、2だけであればMacBookでもよかったが、iPad Proに決定付けたのは3。絵を描くわけでも、文章の校正をするわけでもないが、使ってみたかったから。
iPad Pro 10.5インチの外箱
理由1.SmartKeyboard
僕は、いつでもどこでも快適にテキスト入力をしたい。
その試行錯誤は、ガラケー全盛期から続いている。当時、ガラケーながらもQWERTYキーボードを搭載したSH-04Aという端末を使って、なんとかモバイルで快適なテキスト入力環境を作ろうとしていた。ここ数年は、iPadとMagic Keyboardの組合わせや、ソフトウェアキーボードの活用などに取り組んできた。
では、実際にSmart Keyboardを導入してみたどうだったか。結果は、過去最高。個人的には2017年のベストバイだと感じている。Smart Keyboradについては、「iPad ProのためのSmart Keyboardのレビュー(10.5インチ・JIS) - onelifestyle」という記事に、まとめているので是非ご参照いただきたい。
Smart Keyborad2017年のベストバイ
理由2.ディスプレイサイズの変更
iPadは、初代からずっと継続して利用していて、これまではiPad Air2を使用していた。その間、メインストリームとなるサイズは一貫して9.7インチ。今回、初めてメインストリームとなるサイズが10.5インチに拡大した。面積では20%の増加であるが、体感としての変化は数値以上に大きく感じられる。iPad Air2と比較して30g程重くなっているようだが、誤算の範囲内である。むしろ、ディスプレイの大型化によって得られるメリットの方が大きい。
iPad Pro(10.5インチ)はシュッとした印象になっている
キーボードを使用しての距離感に最適なサイズ感
10.5インチになったことで、手元をすこし離れての利用も快適になった。
これまでも、MagicKeyboardを使用してiPadを最も携帯性の高いテキスト入力デバイスとして使用したいと挑戦してきた。しかし、実際には使い勝手がどうにもいまいちで長続きしなかったのである。理由は、9.7インチというサイズが手元で使用するのに適したサイズだからである。10,5インチになったことで、手元から少し離れての使用、具体的にはテーブルなどに置いて使用する場合でも十分な大きさになった。
手元での動画鑑賞について
迫力が増したし、4スピーカーオーディオのおかげで臨場感が増している。このスピーカーの効果は大きい!
あえていえば、ベットやソファで寝転んで観るのに、全体を視界に入れるにはほんの少し厳しいかな?とも思える。そういう意味では、9.7インチがいかに手元で使うのに絶妙なサイズであったかを感じる。手に持って観るよりSmart Keyboradなどを使用して、テーブルのうえに置いた状態で観る方が気持ちいいかもしれない。ただし、あえて比較すればという程度の問題なので、ほとんど気にならない。
理由3.Apple Pencil対応
使う目的はない。
触ってみて、このヌルヌル感、この気持ち良さをもっと、いつでも味わいたいと思って購入した。つまり、Apple Pencilを持つということそのものが目的。だって、そこまで駆りたてられるデバイスなんてそんなにない。Apple Pencilのレビューについては、「iPad ProのためのApple Pencilの使い勝手 - onelifestyle」という記事にまとめているので是非ご参照いただきたい。
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以上がiPad Pro(10.5インチ)を購入した理由である。iPad Proは、これまでのiPadとは別次元の全く新しい体験を提供してくれる。初代iPadを購入していらい最高の出来だと思う。なお、僕がiPad Proで使っている主なアプリについては、「iPad Pro(10.5インチ)で使っているアプリ5+1 〜用途別にご紹介〜 - onelifestyle」をご参照いただきたい。
また、iOS11については、「iOS11 革新的な進化と驚異的な飛躍のレビュー - onelifestyle」という記事にまとめている。